2016年度 総合体育大会

総合体育大会が、10月に行われました。
1年間で最大の大会です。

男子ダブルス5ペア、シングルス7人
女子ダブルス4ペア、シングルス6人が出場しました。


結果は…

男子ダブルス 準優勝
   シングルス ベスト8、16進出
 

女子ダブルス 優勝、3位
   シングルス 準優勝

輝かしい結果でした。

男子ダブルス準優勝のT君は6年次生。私とは4年次からの付き合いです。
当時テニス部は3人しかおらず(2016.12月現在は20人)、人が集まらず練習もなかなかできない状態でした。

彼はテニス経験者であり、部長として活動していましたが、あまり登校できない状態が続き、よそから来た私のやり方に気を使うこともあったかと思います。

テニス部員が増えると、彼は敬意を込めて長老と呼ばれ、周りがなんと言おうと自分なりのペースで部活に参加していました。また、技術はピカイチでしたが、試合の緊張と練習不足でなかなか結果を残せずいました。

後輩達が次々と大会で入賞していくなか、じくじたる思いを持っていたことでしょう。

そんな彼が今大会で初めて入賞を果たしたのです。その喜びもひとしおでしょう。最後のミーティングでも、ペアのR君は悔しさを滲ませる傍らで嬉しそうにコメントをし、テニス部に最後までいてよかったと言っていたことが印象的でした。お疲れ様でした。

女子ダブルス優勝、シングルス準優勝のYさんは、今年いちばん練習に参加しました。
彼女は強い思いを持って活動していたのです。

彼女はもともと極度の緊張屋さんです。あまりに緊張してしまい、呼吸困難や貧血になって倒れそうになってしまうのです。

彼女が最も緊張するのは、コートにひとりで立つシングルスです。
練習試合や、校内練習でも場合によっては参加できませんでした。参加できても、実力の半分も出せない状態が続きました。一方で技術は上達し、自他ともに認めるレベルに達していました。

それが彼女にとって苦しみだったのでしょう。なぜこんなにも練習している自分が報われないのか。

彼女は自分との戦いを続け、総合体育大会の日を迎えました。

私は祈るような気持ちで試合を見つめました。

一戦一戦が決勝戦のような緊張感で戦うYさんは、まさに鬼気迫るものがありました。

その甲斐あって見事ダブルス優勝、シングルス準優勝(決勝で負傷棄権)の結果を手に入れました。

ミーティングでのコメントの第一声が、「疲れました…。」だったことが印象的です。

今回ここでは紹介できていない様々なドラマが大会にはあります。結果がすべてではありませんが、結果も重要です。それは結果を手にした人にしかわかりません。

テニスを通じて人生を変えてみる。それは大げさなことではありません。
挑戦した人にしか得られるものはないのです。
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